力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

フィギュアとバレエと

週末 フィギュアスケートのGPエスポー杯と

日曜深夜は途中からだけどBSPで

英国ロイヤル・バレエ団の『赤い薔薇ソースの伝説』

いろいろ見た感想をチラッとね

 

フィギュア見ていて思ったのが「自信」

 

「自信がある」っていうとイケすかない感じだけど

本当は「自分を信じる」っていうことですよね

自分への信頼

 

フィギュア見ていて トップになる選手は

自分を信頼して滑っているなぁと

特にアイスダンスの二人を見ていて感じました

次々と繰り出される高度な技も

何事もないようにスルスルと演じていって

次はどうやろうとか

何をしたらいいかとか

ちゃんとできるかとか

余計なこと何も考えていなくて

自分たちの演技は最高だと信じている

 

それが動きにも表情にも空気にも表れていて

だからこそ観客を巻き込めるんですよね

 

一般人な私たちだって

余計なこと考えていない方が身体は動きやすいし

音楽にのっている方がダンスは楽しいものでしょ

だけどつい不安になって あれこれ考えてしまうから

小さなミスが出るし表現が薄くなります

 

自分を 自分の身体を信頼する

 

そのためには ちゃんと身体が”ある”

やっている”私”がここにいる

信頼するものの実感がないとね

 

次の発表会ではそんな踊りがしたいものです

 

 

もう一つ フィギュア見ていて面白いな〜と思ったのは

ジャンプがあまりきまらなかった選手が

途中でシットスピンをやって上体を丸くすると

その後の身体がちゃんと落ち着いてきて

ジャンプの着地が安定し始めるのですよね

緊張などで腰を反ってしまうのが整うみたい

ステップシークエンスで気持ちを切り替えた後もいいかな

 

背面が長く広いこと 大事です

 

 

バレエの方は 新作の物語バレエです

英国ロイヤルバレエならではのドラマ表現だったなと感じます

そして、こういう作品だからというのもあるかもだけど

ダンサーの身体使いがしなやかで 

力でがんばっていなくて どこも無理がなくていいですね

ちゃんと脊椎の軸が真ん中通ってるな〜って感じします

 

生きた人間がそこにいないと物語にならないから

バレエっぽい形を見せるよりも 

息づかいやエネルギーが身体から溢れてないと

作品がつまらないものになります

エネルギッシュでありながらコントロールされていて

良いダンサーが育っているなぁと思いました💗

 

 

来週の本番

自分の身体が動いてくれることを信じて

楽しんで観客を巻き込んできたい!

 

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

www.atdance-lesson.com