力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

知られてないけど大事な骨

返すの失敗したタコ焼きのような

つぶれた丸い形のこの骨

 

一般の知名度は低いけど

踊るときに欠かせない動きのための

大事な骨なんですが

 

いったいどこにある骨でしょう?

大きさはゴルフボールくらいかな

形を見てわかる人は相当なマニアか

施術などをしているプロですね

 

胴体のどこか?

でも脊椎ではなさそうですね

腕? 脚?

でもこんな大きな骨ってあったかしら

 

 

これがあるのは 足首です

名前は「距骨(きょこつ)」

 

足首って あの出っ張ってるところ?

 

それは「くるぶし」で 別の骨

距骨はその中にあります

正確にいうと 挟まっています

 

 

そんなところで何をやっているのか?

 

私たちが立って活動するために

とっても大事なこと

 

脚から上の全体の重さを

5本の指とかかと 前と後ろに

分配する役目があります

 

 

それから 歩くときの動き

足首の曲げ伸ばしをするのも

この骨が作る関節です

 

曲げ伸ばしはダンスで言えば

フレックス&ポイントですね

 

 

上の方のツルンとしたところが

曲げ伸ばしする場所です

 

たとえばフレックス

プリエなど足首を曲げる動きは

ざっくりこんなイメージです

 

意外と曲がっていないですね!

普通はこのくらいです

 

「私は足首が硬くて・・」

 

そう思っている人も

このくらいは曲がっていませんか?

 

しゃがんだり

ジャンプの着地などは

足裏のアーチのクッションも使って

より深めています

足首の関節だけじゃないのね

 

動きって一ヶ所で起きてるわけじゃなく

骨が連動していかないと

「動きが硬い」になります

 

 

立って バランスして

自由にステップを踏むために

足首はいろいろな方向に動けます

その要に”距骨”がいます

 

 

距骨はちょっと不思議な骨で

筋肉がつながっていません

足首の中でフリーな存在なので

歩くときもスムースに動きます

 

 

一方で 筋肉がつながっていないことで

感覚がないのですね

ちょっと傾いたりズレたりしていても

あまり気づけなのです

 

そうすると 外反母趾になったり

アーチがつぶれて扁平足になったり

脚全体でO脚になったり

バランスも不安定になります

 

それは困りますよね

 

まずしくみを知っておきましょう

それからやっぱり一番上にある頭

頭の重さで上から押しつぶしたら

どこかが歪んで足首も傾いてしまいますよね

 

身体はいつでも全体で考えます

 

 

全然メジャーじゃないけど

とーー っても大事な骨「距骨」

覚えておいてくださいね!

 

骨で踊りましょう☆

 

 

距骨を要とした足全体のしくみと使い方

骨とコツ(使い方)を一緒に学ぶなら

 

■骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ

11:足首&足のしくみと動き

8月12日(木)11:15〜13:45 スタジオ

8月17日(火)19:30〜22:00 zoom

8月18日(水)14:15〜16:45 スタジオ

 

 

詳しくでなくていいから

大事なポイントだけ学びたい人は

■踊る身体の骨&コツレッスン 基礎編

動画講座として”身体の学びサロン”で開催中

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

https://www.atdance-lesson.com/