力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

”弱くて使えないから鍛える” ・・の前に

どこかの筋肉が弱いとき

うまく使えていないとき

 

別の筋肉が必要以上に

(あるいは必要ないのに)

代わりに使われます

がんばっています

似た別の動きで代わりをするわけですね

 

でも 逆の場合もあるのです

 

弱いから 別のところががんばるのではなく

 

別のところががんばり過ぎるから

使いたいところが使えない

 

使いやすい筋肉を使って動いていたり

(特に表面の大きな筋肉)

勘違いで違う筋肉を使っていたり

 

このパターンの方が

実は多いのではと思うんですよね

 

 

弱い方を鍛えて強くして

使えるようにする

 

これが多くの場合とられている方法です

 

でも・・・

 

ムダに使うことをそのままにして

さらに弱い方を使おうとしたらどうなるか?

 

 

使っていなかった筋肉が使えるようになれば

もうがんばらなくなるんじゃない?

 

そう思うかもしれないけど

今まで使っていた(使い過ぎていた)習慣は

簡単には変わらないものです

 

使っている”感覚”を頼りにしているから

感覚は欲しいんですよね

ないと不安になる

 

 

だから 弱いところを強くする前に

 

今やっている筋肉のムダ使いをやめる

 

そうすると

「本当はこっちを使いたかったんだ!」

そこがわかります

 

 

これは実は私のお話なのです

 

右の内転筋が使えていないって

よく言われてました

 

仰向けで膝を立ててのストレッチ

右膝を抱えても 左膝は安定しているけど

左膝を抱えると 右膝は外に倒れやすいんですね

 

”内転筋が使えていないから”

 

 

でもね

右の大腰筋のムダ使いをやめて

左側の腰も楽になっていくと

右の膝がちゃんと立つようになりました

 

そして・・・

内転筋に力が入ってる!

 

自分でもびっくり(笑)

この前つながった点と点が

さらにつながって疑問がほどけました

 

 

感覚としては慣れていないので

最初はちょっと落ち着かない気分だし

気づくとまた力を使いたくなります

今まで使っていなかったところは弱いですしね

 

だから最初はていねいにゆっくり

必要な場所を使って動くことを練習します

強いところが出しゃばらなくなるまで

 

それでも 日々思い出しては

「その緊張はいらないよ」を言い続けると

少しずつ変化しています

 

長座のとき

両足のつま先が右に傾いていたのが

左右同じように開くようになってきました

 

立っているときも

左の外旋六筋群を前より使ってます

これは股関節のスペースを作るのに

大事なところなのでありがたいです

 

 

弱いから鍛える

 

それは簡単だけど

先に がんばり過ぎをやめて

はたらきやすい状況を作ってあげる

 

強くするのはそれからでも遅くないし

その方が全体がバランス良く整います

 

アレクサンダー・テクニークは 

こうした使い方を練習するレッスンです

 

 

春の3ヶ月体験コース受付中(4〜6月)

■踊るカラダの使い方 アレクサンダー・テクニーク

第2&4火曜 18:45〜20:15 代々木

第2&4水曜 14:15〜15:45 新宿

 

 

AT Danceのレッスンはこちらから

https://reserva.be/atdanceyoyaku

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

https://www.atdance-lesson.com/