実家の母は90歳
かなりの側湾があって両膝は人工関節です
家にある25年前の写真では
まっすぐきれいに立っていました
当時は父と一緒に山登りも行ってました
民謡踊りを近所のおばあちゃんに教えていました
でもこの10年後には
だいぶ側湾していました
さらに5年もすると
側湾する身体と逆方向に
膝も湾曲を始めていました
その後両膝を手術することになります
65歳から75歳までの10年で
何が変わったのでしょう
年齢のせいでしかたない
筋力が弱くなったから
よく考えるのはこれですが
年齢はともかく筋力は十分あります
通っていた整形外科の先生に言われたそうです
「若い頃けっこう無理をしただろう。
それが身体にきてる。」
母は農家の出身で力仕事をし
ずっと重い米俵を担いでいたそうです
同じ側にのせますから
力の使い方も片寄りますよね
着物を着て踊っていたり
リュックを背負って険しい山を登っていた頃は
頭から坐骨まで自然と良い使い方になっていて
偏りも起きにくかったのでしょう
でも父が高齢になり(8歳上)山登りをやめました
お弟子さんも高齢になり教室もやめました
区の体操教室に通っていましたが
それもなくなっていたかな
座っている時間が長くなってくると
身体は重力のままにつぶれ始め
そして 古い身体の記憶
傾けていた使い方の習慣が出たのでしょうか
さらに 医者からの言葉も
「だからそうなった」と
自分で思い込む原因になったかもしれません
もしずっと踊りを続けていたら
体操や外出をもっと続けていたら
過ぎたことに仮定の話はしませんが
これからの自分には問い続けます
自分の身体をどう使うか
これを決めるのは自分です
少しでも健康的な生活ができるように
アレクサンダー・テクニークを使って
良い自分の使い方を選んでいきたいなと
あらためて思った今回の帰省でした
痛みが起きてからケアするより
痛みが起きない使い方に変えませんか
まず自分の身体を知ることから始めましょう
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