力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体のコツと骨>

大人ダンサーも身体に無理なくダンス上達☆ 痛みのないダンスを見つけよう

腕を上げるときの肩の痛み 悪化させないために

肩腱板を痛めた方からの質問にお答えしています

今回は第3回

痛みを悪化させないためのポイント

 

これまでの記事はこちら

1:「肩が痛くて上がらない」 原因は何?

2:肩を痛めた 何をやってたの!?

 

痛みを悪化させないために

適切な治療や動いた後などのケアが必要ですが

私はアレクサンダー・テクニーク教師なので

お伝えするのは ”自分をどう使うか”です

特に事故ではなく慢性的な使い方から起きた症状は

痛めにくい 悪化させない使い方に変えることが最善です

 

前の記事で挙げたようなことを”やめる”わけですが

何を自分がやっているかはほとんどが無意識です

だから簡単にはやめられないのですよね

 

そこで あれこれを”やらなくなる”ような動きのプランを考えます

ステップとしてはこの3つ

 

1:肩関節の場所を確認する

2:自分の軸を思い出す

3:動きは「肘が軸から離れていく」

 

一つずつ見ていきましょう

 

1:肩関節の場所を確認する

 

腱板があるのは三角筋の奥、”肩の曲がり角”の少し下ですが

痛みがあるとどうしてもそこに意識が向きます。

まるでそこで腕が動いているかのように!

 

でも肩関節(肩甲上腕関節)はそこにはないですよ

痛いところより内側

骨の丸い部分を越えたところの奥が関節です

動いている場所はずっと内側だし、下にあります。

 

 

2:自分の軸を思い出す

 

軸といってもまっすぐな棒とか

動いてもびくともしない軸ではないです

軸はバランスを調整できるように動けることが大事です

いつもお伝えしていますよね!

 

私が使っているのは

頭と坐骨=胴体の両端を結ぶ二等辺三角形の軸

これ、奥行きに対してもほぼ真ん中を通ります

ポイントは ”頭と坐骨がいつも離れている”ってこと

これは骨の身体としてのたんなる事実です

離れているから間にある脊椎に動けるゆとりができるのです

 

わざと頭と坐骨を近づけたときと

”離れていたね〜”を思い出したとき

首から肩、胸周りの緊張も変わるのがわかりますか?

 

 

3:肘が軸から離れていく

 

腕を前・横・後ろに”上げる”のですがここも

「離れていく」

腕や脚のような長い骨の動きは、支点に対する”円運動”です。



上げるのではなく 前に動いて(離れて)いく

結果として胸の前に上がるのですね

だから、どの方向に上げるとしても動きは

「胴体・軸から離れていく」

肘を伸ばしたままなら、手が軸から離れていきます。

 

<まず小さな動きで練習しましょう!>

頭と坐骨を結ぶ軸が真ん中にあって動けることを思い出してから

肩関節を支点に肘(手)が胴体から5cmくらい

いろんな方向に離れます(軽く揺れるような動き)

まだ上げませんよ 焦らないで!

 

 

さて ここまでのプロセスをおさらいしましょう。

 

0:まず腕をどっちにどう動かしたいかを決めます

1:自分の腕が動く場所=肩関節がどこかを確認します

2:頭と坐骨を結んだ二等辺三角形の軸を思い出します

 そしてこれから腕を動かしていくときに

 頭も脊椎も「私の全部が動けるよ」って自分に言います

3:そして、全部が動ける私の肘(手)が軸から離れていきます

 

さて やってみるとどんな動きになったでしょうか。

 

実験するときに試してほしいことがあります。

・「私の全体が動ける、動ける」と頭の中で思いながら動く

・右を動かすなら 身体の左側に意識を向けて動いてみる

・立っていたら足、座っているなら骨盤に意識を向けながら動いてみる

・周りに何があるかを眺めながら動いてみる

 

もちろん0〜3までのプロセスは続けますよ

でもまた少し違った気づきがあるのではと思います

 

痛みという現実があると

動くときもつい「痛いかも・・」を探ります

探っているときって不安で緊張があるので

確実に「痛い」を見つけますよね

その不安や緊張が痛みを強くしています

だからこそまず ”全部が動ける私”

 

・今ある症状を悪化させない

・より良い状態への回復をめざす効果的なリハビリ

・再発をさせない使い方

 

アレクサンダー・テクニークは

”全体のコーディネーションを自分で調律できる”ことで

この3つに大きく貢献しています

 

私自身も、変形している股関節をどこまで温存しながら踊れるか

アレクサンダー・テクニークを使いながら探究の日々です

あなたも何か気になることがあったらご相談くださいね

 

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