若い頃 私は自分の脚の太さが嫌いでした
特にひざの上のぽっこりとした筋肉(と脂肪!)
脚がきれいだな〜と思う女の子にはないもの
しかも私はスポーツウーマンじゃないので(ていうか苦手)
鍛えた脚ってわけじゃなくなんですよ
でも今はぽっこりしないんです
力を入れてみてもそうなりません
何が変わったのでしょうか?
(歳とったからとか言わないでね💦)
思い返してみると・・
当時の私はひざに力を入れて立っていました
ひざをちゃんと伸ばそうとして
床をしっかり押して立とうとして
ダンスをやっていると普通に言われることですね
私もジャズダンスをずっと踊っているので
これが大切だと知っています
でも今の私は 大切な部分はそのままに
やることの質を変えました
床は押すというより 脚を長く使うようにしています
ひざは伸ばしていますが 伸ばすときの方向性が変わりました
あなたがひざを伸ばそうとするとき
ひざは前にいきますか?
それとも後ろですか?
(横はないですよね!)
ほとんどの人は ひざを伸ばそうとするとき後ろに押します
床を押しているときもひざが伸びるので
やっぱり後ろに押しているでしょう
これが”ひざ上ぽっこり”をつくり 太ももを発達させます
そこにある筋肉=大腿四頭筋は 膝関節の伸展のための筋肉だから
伸ばそうとがんばるほど たくさん使われます
でもひざを押して 曲がったものを伸ばすってこういうこと
わかります!?
やり過ぎたら曲がっちゃうんですよ!
これ以上後ろに曲がったら怖いですよね💦
どう見てもひざを痛めてしまうし バランスも取りにくそうでしょ
このことに気づいてから どうやってひざを伸ばすかを考えました
よくクラスでもご紹介するのはこれ
”両端が離れていく”
頭と足は反対方向というのを思い出すことですね
これも十分に良いプランで役に立ちますが
もう一段階進めたのがアウトスパイラルのプランなのです
アウトスパイラルで使っていくと・・
伸ばしているときのひざは 後ろではなく前に向かいます
普通 ひざが前にいくのは曲げるときですよね
でもスパイラルなのでひざの内側は前へ
外側は後ろへ回って曲がらないのです
さらに、ひざが伸びるだけでなく脚全体が長くなっていきます
床を押すという望みともつながりますね
そして私のひざ上ぽっこりは小さくなっていきました
アウトスパイラルは 骨の構造と筋肉のつながりが作る
脚が持っている流れの基本です
GWのクラスでスパイラルの使い方をご紹介します
興味がある方はぜひお越しくださいね☆
バレエ以外の方も きれいなラインで踊るヒントがいっぱいです
■スパイラルを使って踊る バレエのためのDSM
5月4日(土)13:30〜16:45 新宿マイスタジオ
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