身体のパーツごとに動かす”アイソレーション”
ジャズダンスやストリート系でよく使う
首(頭)、肩、胸、腰(骨盤)を
それぞれに動かすテクニックです
ベリーダンスなどでも使う動きでしょうか
(シミーはアイソレーションですね)
その一つ「肩のアイソレーション」
これは踊らない人たちもやってますよね
「あ〜 肩が凝った!」というとき(^^)b
肩をぐるぐる 前から後ろ
後ろから前へと動かしてる・・
あれです
やったことあるでしょ
そのときに 頭を傾けずに
軸はまっすぐ起こしたままでやるのが
肩のアイソレーションです
ですが・・・
”肩の”と言っていますが
身体の構造の中に ”肩”はありません
さて ”肩の”アイソレーションは
実際にはどこが動いているのでしょうか?
この動きをやろうとして
頭が傾いてしまう人がいますよね
(肩こりで動かす人もそうしますね)
肩甲挙筋や僧帽筋などの
筋肉を縮めようとしていたり
肩甲骨を動かそうとしていると
頭が傾きたくなります
胴体が一緒に動いてしまう人もいます
身体が前後に倒れたり
一緒に上がってしまったり
これは 首から肩甲骨周りだけでなく
胸や背中の筋肉=大胸筋や広背筋 にも
いらない力が入っています
軸と腕をつないでいる大きな筋肉なので
軸を引っ張ってしまいます
いらない力を使わないために
動きは「骨」で考えましょう
では 肩のアイソレーションで
前・上・後ろと動かすのは
どの骨の動きでしょうか?
これを肩甲骨で考えてしまうと
変な力が入ってしまうんですよね
動きのメインは・・
「鎖骨」です
胸骨(軸)とつながる胸鎖関節を支点に
鎖骨の遠位側が動いて
上腕骨の骨頭部が半円を描く動き
やっているのはこれだけです
軸である肋骨と腕の間には空間があります
軸とつながっているのは
支点になる胸鎖関節だけ!
さっき言った 頭が傾いてしまう人は
首のつけねか 耳の下あたりに
支点を置いているのではないでしょうか?
筋肉はそこありますからね
でも支点は前にありますよ!!
肩甲骨は勝手に動きます
止めていなければ!
ブレーキになっているのは
「動かそう」とするときのがんばり
体幹を止めておこうとするがんばりも
実は邪魔になっている可能性大ですよ
余計な邪魔をしなければ
身体はやりたいことのために動きます
そういう使い方ができれば
もっと楽に気持ちよく
身体に無理なく踊ることができます
あなたの身体と動きの可能性をひらく
使い方のレッスンを始めましょう
19日(水) 14:15〜15:45
21日(金) 19:15〜20:45
24日(月・祝)16:15〜17:45
身体がわかればダンスが変わる!
■骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ 1日WS
3月20日(金・祝) 13:20〜18:40
新宿マイスタジオ
3月7日(土) 13:30〜18:30
福岡・天神 ラビートスタジオ
福岡WS 身体と動きの悩み相談室
■踊るカラダの使い方 アレクサンダー・テクニーク
3月8日(日)13:30〜17:30
3月9日(月)11:15〜13:15 天神 ラビートスタジオ