力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

ロイヤルバレエシネマ「眠れる森の美女」

久しぶりのクラシックバレエ全幕

『眠れる森の美女』観てきました

映画館上映ですけどね

news.eigafan.com

 

王道のクラシックバレエ全幕なんて本当に久しぶり

さすがロイヤル

どのダンサーも素晴らしい!

 

そう思いつつも

やっぱり身体使いが気になります。

純粋に見れないのは職業病(笑)

 

今回は6人の妖精たちのソロを観ながら

腕の使い方に目がいきました

 

よくフィギュアスケートを観ながら

”腕を鎖骨から使っているか、肩甲骨からか”

これを観察するのですが

今回は腕でも少し違うところに注目

 

腕を 上側のラインで持ち上げてるように見える人

脇から下側のラインで支えるように上げてる人

2タイプの使い方があるな〜と

 

後者の方が腕はきれいに長く見えるし

全体が伸びやかです

 

いつも腕の使い方で

”くすり指がリード”って言ってるけど

それは後者の使い方になりますね

 

考えてみるとこれって

肩関節のマッピングの違いかも?

なんて思いながら観てました

(前者はちょっとズレてますね)

 

それから男性ダンサーの太ももね

青い鳥とか 長靴を履いた猫さんとか

赤ずきんのオオカミとか

ジャンプが軽やかで高くてきれいな人は

太ももがパッツンじゃなくて細い!

脚でがんばって跳んでないってこと

 

特に青い鳥なんてずっとジャンプでしょ

あれこそ”キラメク”ことなしには無理

ふわっと高い頭で全体が協調して動けるから

少ない力で高いジャンプを繰り返せます

 

 

4人の王子たちのイギリス王子

ギャリー・エイヴィスの包容力というか

存在に安心感がありましたね〜

 

この演目は2006年に復元したプロダクション

その時の映像を前職のときDVDで出してるんだけど

王と王妃は当時と同じキャスト

年齢を重ねてもキャラクターアーティストとして

こうした出番があるのは良いことですね

(もはや祖父母の領域で微笑ましかったけど)

 

 

しかし 3時間21分の長丁場で

通常なら幕間に休憩が20分はあるのが

インタビューが流れてたりするので

8分ずつ2回 16分しかなくて

さすがに座ってるのがしんどかったっす💦

(1回目の休憩で立たなかったのが失敗した!)

 

入場時にもらったチラシに

K-balletの熊川版「眠り」が入っていて

なんか大胆演出で面白そうです

 

あ・・もちろん主役の二人は素敵でした

ヤスミン・ナグディ とても良き💖

 

でも個人的には昔DVDで出した

オランダ国立バレエの「眠り」(ピーター・ライト版)

ソフィアン・シルヴのオーロラ姫が一番好きかな💖