肩が上がってしまう
肩の動きがかたい
肩が痛むことがある
そんな肩周りに関する悩み
肘の動きをうまく使っていないからかも!?
こんにちは
あなたの動きの可能性をひらく
踊るアレクサンダー・テクニーク教師
ダンス・キラメキストのさちこです
冒頭にあげたものは
全部 肩周りに力が入っているからですね
必要ないのに 使い過ぎているのです
なぜか・・?
肘でやるはずの動きを
肩の方でやってしまっているから
はたらき過ぎているのです
肘でできる動きって何でしょう
曲げる&伸ばす ですよね
それから?
他にもありますよ
バーに手を置くとき
男性の肩に手を置くとき
アロンジェするとき
手をクルクル回すとき
日常生活のさまざまな場面でも
いつもやっているあの動き!
手のひらの向きを変える動きです
これは 手首の動きではありませんよ
肘の関節で起きている動きです
<ちょっと実験☆>
両手にお盆などをのせているつもりで
肘を曲げて手のひらを上に向けます
肘は身体の横にあります
そこから両方の手のひらを下に向けましょう
もし肘が身体から5cm以上離れたら
肩をたくさん使っています
ペットボトルからコップに注ごうとして
肘が高く上がる人は
肩をたくさん使っています
お箸を使うとき 肘が高い人は
肩をたくさん使っています
手のひらの向きを変えるのは
本当は肘の関節の動きです
肘を脇につけたままでも
手のひらの向きを変えられるでしょ(^^)b
そのままでもお箸使えますよね
肘から先 前腕には2本の骨があることで
手のひらの向きをスムースに変えることができます
素晴らしいしくみです☆
それなのに!
忘れちゃって うまく使えていないのです
もったいないですね〜
でも 理由があります
肘ではなく肩で動いても
なんとなくできちゃうから
つい 大きくて目立っている方を
無意識に使っちゃうのですよね
肩周りの方が筋肉が大きいので
先に動きやすいということもあります
”腕の動き”と思っているときは
特に肩周りの筋肉を使いやすいです
それで肩周りに力が入ってしまって
動きがかたくなったり
痛みが起きて四十肩・・(^^;
肘でできる動きは
まず肘にお任せしましょう!
大きいからって肩が出しゃばっちゃいけません(笑)
どんな動きも 全体の協力が大事です
肘の動きをうまく使えば・・
腕を横に上げたときに
手のひらを前に向けても肘が落ちません
男性の肩に手を置くホールドでも
肘と一緒に肩は上がらずにすみます
肘を張ろうとするとき
肩も一緒にがんばらずにすみます
でもやっぱり肘より肩が動きたくなっちゃう!
という人は 一緒に練習しましょう(^^)
4月の「骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ」では
手のひらの向きを変える動きの軸
うまく使うためのスパイラルのつながりなど
肘・手首のしくみを中心に
腕全体の動きを見直していきます
骨で踊る♪が身体でわかる
■骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ
<肘と手首&手のしくみと動き>
4月8日(木) 11:15〜13:45 スタジオ
4月20日(火) 19:30〜22:00 zoom
4月21日(水) 14:15〜16:45 スタジオ
骨で踊る&無理なく踊る
■踊るカラダの使い方 アレクサンダー・テクニーク
第1・3木曜 11:00〜12:30 zoom
第2・4水曜 14:15〜15:45 スタジオ
第2・4火曜 20:00〜21:30 zoom
第4木曜 11:15〜12:45 スタジオ