力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

内村選手 5連覇!

途中からですが 体操を見ていました 内村選手 個人総合5連覇! 田中選手も3位と 本当に美しい2人の演技に感服眼福です 立っている姿がすでに美しいですもん 体操は動きも速いし撮影も遠目なのであくまで印象ですが ベンチで休憩している時も含め 縮んでいることがない 私たちが言うところの「押し下げ」をしていないな~と・・ そして演技中も いざ技に入る!っていう時も 選手によっては首がキュっと身体に近づく人もいるのですが 内村選手はそれは感じませんでした 特に 最後の順位争いの場面でやや精彩を欠いた選手は ここ!という時に首がキュっと 微妙に力が入っていました それとやっぱり着地ですよね~! あの 回転やひねりからの着地はどうしたって不安定です 空中で頭が下にあるところから 足を下に持ってきて そして床に下りるわけですが 止まるのは難しい! 上体が起きてしまうと後ろへもっていかれるし 起きるのが足りないと床に手をついてしまったり・・ (と書きつつ 私は体操は詳しくないですが・・) 内村選手は 身体が床と平行より少し高いところで頭を止めて 股関節を使って上体に対して足を下に向けています 床やマットが弾むのも難しさがあると思うのです 膝の動きを止めないとグズグズになりそうだし 突っ張ってしまうときっと弾かれちゃいますよね 内村選手は 足首と膝の使い方が絶妙なんでしょうねぇ おそらくほんの少しの違いだと思うのですけど 結果にあらわれるのは大きな違いです 本当に今日はどの着地も気持ちよかった! トップアスリートというのは身体の使い方が素晴らしいです 身体感覚も繊細なのでしょうね! その後 報道ステーション野球の大谷選手を見ました 彼は投打の二刀流で活躍しています セットポジションで軸の右脚を少し曲げているそうなのですが その後ろから(センター側から)の写真を見ると とても良いバランスなのです そして投げる間も 軸の足にきれいに頭がのっていて 流れがスムーズなのですね しかも 大谷選手は日々フォームを変えているのだそうです 理由は「1日1日身体の状態が違うから」 つまり その日の自分に合わせて微調整をしているのです これってすごいことです ダンスでも 回る・跳ぶ さまざまなテクニックをするとき 「正しい形・パターン」に仕上げていこうと考えますよね でも「正しさ」にとらわれると そこから外れた時に 不安になったり失敗したり スランプに陥ることも・・・ インタビュアーの工藤さんも 「フォームを変えるって怖くないですか」って聞いてました 普通はそうですよね~! 大谷選手は 基本ラインは決めておきつつ 「今日」の自分の状態に合わせて使い方を調整しているのです 「いつもの決まったやり方」ではなく 今の自分に対して 今日はどうかなって観察して使う それが 自分の力を発揮できる方法だと知っているのですね! これからの活躍がますます楽しみです 今日は素晴らしいアスリートたちの姿に学びました ありがとうございます☆ 体操はまだ種目別もあるし 女子はアメリカがすごいです シモーネ・バイルズのパワフルで自由な床は必見☆ From AT Dance ~踊る身体のコツを知る!