力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

腕が横に行き過ぎてた・・・腕は前で動くもの!

今日のダンスのレッスンで先生が 

「腕をアン・オーに上げるときに もっと脇を意識するように」

という話をしました

脇から引き上げる ということは

要は 肩甲骨がちゃんと一緒に動いていく ということです

自分の腕がどうなっていたかというと

上はきれいになってたと思うのですが

横のときに 肘をやや引いて真横に近くなっていました

いかんいかん!

こんなところにも 背中でバランスをとりたくなる要因が!

パソコンに向かっていると どうも身体が前へいきたがって

肩を後ろに引いてしまいがち

両方の肩甲骨も近づいてることが多いのです

何かに夢中になると なかなか自分に気づけません

で・・・腕なんですが 

なぜ私が「真横がいけない!」と言ったのか

バレエの先生も 腕は丸く斜め前にと言いますよね

腕は真横ではなく 肩から肘へのラインは斜め前

これは正解です

だって腕は 「斜め前に上がるようにできている」んですよ

腕の先にある手は 身体の前で働くのが得意ですからね

腕(上腕骨)は 肩甲骨と関節を作っています(肩甲上腕関節)

平たい骨の外側にくぼみがあって 腕がおさまる感じ

肩甲骨は 肋骨の上に浮かんでいて

両肩を結ぶラインに対して 約30度の角度をもっているそうです

つまり背骨側から斜め前に向かっているということ

肋骨は 上から見ると楕円みたいなイメージですからね

その上にある肩甲骨は斜め前に向かっていて

腕はそのラインに沿って上げるのが一番シンプルなのです

アン・バの腕を 横から頭の斜め上に上げる時の経路は

自分の前に両腕で円を描くようなイメージになるはず

真横や後ろを通ることもできるけど

その時に反った背中をどこかで戻さないと

バランスが後ろに行っちゃいます