力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

軸が忘れられない

今日のアクティビティでのこと

やったのは この前から気になっていた目と首の右側の固めについて

「読む」から探求しようと思ったのですが・・・

本を読もうとする私の中にキャシーが見つけたのは 

私の根強い習慣の1つ 「背中を狭くすること」

腕をどうしても背中の方に引き込みたくなって

肩甲骨の間を狭くするような感じにしてしまう

こうしてMac使ってるときも 体が(胸が)前にいって

腕が後ろにいくような姿勢になりやすいのです

そして 首から背中が凝る

これはまさに「ダンスの姿勢の習慣」からきているのでした

私の目と右の首の引き込みは 腕と背中の習慣からきているのかも・・・

それがキャシーの提案してくれたことです

もう一つ 「バランスを正そうとしている」とも

確かに 右に行ってしまう という思いがあって

真ん中に戻そうという気持ちもある (その方が楽に感じられるし)

でも「やろうとしている」時点で それはDoingで

体を固めてしまうことにもなっているんですよね やっぱ

そっか ただ頭と脊椎のことを考えていればいいんだ・・・

バランスはとろうとしなくても それは自分の中にある!

そのとき あることに気づきました

頭が前上で 腕を引き込まないで背中が広くなっていて

良きところで座っている その状態がなんか落ち着かない

とても全体はリラックスして 無理なく座っているんだけど

なんだか 体の中に空洞がある感じで頼りないというか

うーん 何だろうこの感じ

そこから ほんのちょっと背中を後ろにやると

あ・・・わかりました

空洞に感じる体には軸というか芯が感じられないので

安定してるのに 頼りない落ち着かなさがあったのです

背中を後ろにやると 背中の方に1本芯がきました

なんてことでしょう

脊椎(いわゆる背骨)は 椎体はちゃんと体の中心にあって

軸は真ん中にあるよって わかっていたはずなのに

感覚としての「軸」を求めて 背中側に戻っていたわけです

でも感覚を求めても それは真実ではないことがあるのです

私が求めた「軸・芯」は たんに背中の連なった筋肉が上から下まで

緊張して存在感を持っている状態でしかなかった

ダンス的な「背中側で立つ」姿勢の習慣は まだまだ抜けていなかったんだなぁ

感覚として感じようと感じまいと

軸として体を支えている椎体は 首と胴(お腹)ではちゃんと中心にあるのです

あぁそうかぁ・・・と思い 意識的に過ごした後半の時間

すると 終わった後にいつも痛かった左腕(特に肘)が痛くない

この痛みは 荷物を変な持ち方したと思っていたのですが

もしかして頸からきているかも・・・と思い始めていたら

やっぱりそうでした 

たしかに頸をやったときと似た痛みの場所でしたよ

腕を引く+首(頭)もほんの少しなんですけど 引いてたんですよね

クラスの後で ダンスに行ったらまた痛くなってました(^_^;)

レッスンの最中に何度もきた 「あぁ やってるよ・・・」

軸への想いの強さをあらためて思い知った一日でした