力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

良い姿勢って何だろう

「腰痛予防」をテーマにやっていたTV番組

良い姿勢の目安ということで紹介されていたものに

ちょっと??がおきました

まぁ よく言われるものではあるのですが

あらためて考えると おや?と思ったのです

それは 壁に背中をつけて立って腰の反り具合を確認する というもの

それ自体はいいのですが そのときに「頭を壁につける」という部分

人の体は 肋骨の部分の厚みが人それぞれ

体に厚みがある人は たぶん頭は付きません

無理に付けようとしたら 絶対に腰は反ります

でもそれは 腰が反っているからではなくって

頭を付けようとして腰が反らざるをえなかっただけで

普通に立っていたら その人の姿勢は大丈夫だったかも・・・

これって 枕の高さにも関係しています

私は厚みがあまりなくて 枕も1cm以下でいいくらい

でももっと高い方が合う人もいますよね

なのに なんで姿勢確認の方法で 頭を壁につけなくてはいけないんでしょう?

わからんなぁ・・・

ちなみに腰痛などを起こす原因の1つ ヘルニアは

腰を丸くすることが大きな要因です

楽をするつもりで だらんとした姿勢をとりがちですが

腰を丸くすると 腰椎の間にある椎間板は前側が潰れて

後ろ側に押し出されることになります

これが常態化すると 腰椎の後ろにある神経に触るようになって痛みが発生します

なお 紹介されていた和式生活の人は 股関節をしっかり使えていて

腰を丸くしないで動いていましたね

社交ダンスの人は 前傾姿勢をやめることにつながったと思います

競技の人ほど反っていないので ほかの痛みは発生していないようでした

アレクサンダー・テクニークでは 腰痛の改善に対する効果が

イギリスのメディカルジャーナルで紹介されていますよ☆

2008年の調査結果