顔が前に出ることを
気にする人は多いですね
じゃあ それをどうやって直してます？
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊るアレクサンダー・テクニーク教師
ダンス・キラメキストのさちこです
顔が前に出ている＝猫背とか
姿勢が悪く見えるとか・・
あまり良い印象がないですね
それを直そうとして
多くの人がやっていること
頭を後ろに引く
前に出ているんだから
後ろに引く
当然でしょ！？と思うかもですが
そう単純ではないのですよ
顔を前に出してみましょう
アゴがのどから離れて
首の後ろが縮みますね
顔は前に出るだけでなく少し落ちます
そして 背中がやや丸くなります
ちょっと猫背になりますね
胴体の前側も縮んできますね
今度は後ろに引いてみましょう
アゴがのどに近づいて
首の前側が縮みますね
顔は後ろに上に 引き上げられます
そして 背中がやや反ります
これは”気をつけ”の姿勢に近いですね
姿勢が良くなった気がしますが
背中の方に力が入っていると思います
というこは・・背面は縮んでいます
あれ・・なんだか似ていませんか？
顔が前に出ると・・
首の後ろが縮んで
胴体の前側も縮む
顔を後ろに引くと・・
首の前側が縮んで
胴体の背面も縮む
縮む側が逆になっただけですよね
ということは・・？
顔が前に出るのが ”よくない”なら
顔を後ろに引くのも・・”よくない！”
でしょ(^^)b
身体のどこかを 必要以上に縮めて
がんばっていることは同じですもん
「顔が前に出てる」って気にして
一生懸命に後ろに引くのは
身体にとっては同じように負担なのです
だから 疲れちゃってまた前に戻るわけ
猫背と気をつけ姿勢の関係も同じです
じゃあどうしたら・・？
「前に出すのを”やめる”」です
思いっきりわざと前に出してみてください
その努力をやめてください
ぐ〜っと顔を前に出している力を
パッと抜きます
ほら 顔は戻りましたよね！
後ろに行き過ぎたりしていないし
首の前も後ろもがんばっていないでしょ
戻ってきたら
頭のてっぺんをポンポン
ちょっと触ってみましょう
頭のてっぺんに見えない冠が
ちょこんと載っている
そんなふうにイメージしましょう
頭のてっぺんを思い出すと
ちょっと頭が軽くなった感じがしませんか(^^)b
前か後ろか 行ったり来たりしないで
”上”もあることを思い出しましょう
これも「きらめく」です☆
さらに足の裏が床に触れていて
”頭が足の上にのっている”
これを思い出すとGOODです！
ここで一つ注意！！
頭は上に引っ張り上げてはいけません
また落としたくなりますからね
ただ「思い出す」「意識を向ける」だけ
ところで・・・
どうして顔が前に出ちゃうんでしょう？
これは”姿勢の問題”というよりも
もっといろんな理由があるのです
・見本の動きを”見よう”としている
・気持ちが前のめりになっている
・必死になって首に力が入っている
・力の抜きすぎ
・頭を忘れている
・背中が後ろに行き過ぎている ………等
実際にあなたの動きを拝見することで
だいたいのパターンが推測できます
そして 改善のプランも提案できます
よろしければレッスンにお越しくださいね
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