力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

視点が変わると・・・

テレビ体操のことを書いていて

以前はなんとも思わなかったものが 不自然に見えてくる

そんな経験を思い出しました

あるエクササイズ商品(当時VHS)を作っていたときのこと

先生が中央 アシスタント2名が後ろで実演していたのですが

当時の私は 先生よりも後ろのアシスタントの一人で

ダンスをやってる人の姿勢が とてもきれいでのびやかだと思っていました

でもアレクサンダーを学んでから その商品をDVD化するために

再度見ることになった時 イメージが全く変わっていました

後ろの人は「良い姿勢」で「やりすぎ」

先生は いわゆる私たちが「モンキー」と呼んでいる姿勢で

とても自然に立ち 動きも無理がなく見えたのです

それこそ ずっとその姿勢でいても疲れないんじゃないか

そんな感じに見えました

逆に後ろの人は ピョコピョコとした動きに見えてしまい・・・

価値観が変わると 同じものもまるで違った姿を見せる

同じものなのに 何も変わっていないのに

変わったのは私の方

今の感覚も 明日の私には違うものになっているかもしれない

毎日違う私 

毎日違う感覚

同じでいることはできない

だから 新しいヒントも生まれるんだ

逆に 誰かに伝えようとすることが思うようにできなくても

それは受け取る側の選択でしかない

だからといって 伝える努力を忘れてはいけないけどね

できることをきちんとやる それだけ

踊ること 舞台での表現もそうですね

ただ自分全体でいること

自分自身ができることをやっていくこと

うん それだけ