力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

脚を横に上げるときの方向

このところ鑑賞レポート系ばかりだったので 久しぶりに身体と動きのお話しますね こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく 踊るアレクサンダー・テクニーク教師 さちこです 脚を横に上げる ターンアウトでパッセをする その時に あなたの脚はどこに上がっていますか? 「できるだけ真横に上げられるように気をつけています」 ふ~む・・・それは先生に言われたのでしょうか では ターンアウトの1番で無理をせずに立った時に あなたのつま先はどこを向いているでしょうか パッセを探求していたCさんは 「頭が動けて自分の全部がついていって・・」を どれだけ丁寧にお願いして 背中が長くなっても パッセすると すぐに身体が反っくり返っていました なぜでしょう? 彼女は パッセの膝を真横に上げようとしていたのです でも 彼女の1番は180度ではありません だから パッセしながら頑張って横に開いていました しかも 本来の方向よりも開こうとして 股関節を回すのではなく 膝を後ろに引いていたのです そのため 身体が開いてお尻も引っ張られて 反っくり返ってしまったわけです おそらくほとんどの方は言われたことがありますよね 「つま先の方向に足を出しましょう」 そのとおりです 無理やりじゃない「自分の方向」ですよ(^_^)b (ネットにあった写真を加工させていただきました) 彼女自身の脚の方向に上げてもらうと 身体はそのままでパッセになりました 「え~ これでいいんですか!?」 だって 自分の方向ですもんねぇ(^_^) 実はさっきまでは 脚全体を後ろに引いているので 膝が横にくるとつま先は軸足から離れてしまい 無理につけようとして 少しかま足になっていました そのことを伝えると 「え~ かま足はダメですよ!」とビックリ そして自分の方向に納得してくれました ところで 立っている時につま先と膝は方向が違います 膝を曲げる時に 少し外に回っていくので 膝はつま先の方向に上げることができます プリエと同じ動きです (これは 次回もう少し説明しましょうね) 無理やりの1番は自分の方向ではないです 力で耐えているから 動かすと力がゆるんで ひゅ~んって中に戻ってしまうのです まず自分の方向で確実に行なえるように練習しながら 可動域を広げていくようにしましょう 特に大人の皆さんはね(^_^)b 自分はどんなふうに動いていたっけ? 無意識になんかやってるかも・・ そう思う方は ぜひレッスンへどうぞ☆ アレクサンダー・テクニークが あなたのダンスを変える! 年内最後のミニワークショップ 26日(土) 13:10~14:50 新宿マイスタジオ 5C ご予約はこちらからどうぞ HP:AT Dance ~踊る身体のコツを知る!