力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

プレパレーションで腕は本当に「横」にありますか?

ターンをするつもりで プレパレーションになってみましょう それもダブル以上をクルクルっと回るつもりで ターンの種類は違っても プレパレーションの時の腕は だいたい前と横にありますよね では 横に上げた腕は本当に「横」にあるでしょうか? 1:左右の肩を結ぶ線の 延長線上に肘があった 2:それよりも後ろに肘があった 3:逆に 少し前に肘があった さて あなたの「横」はどこでしたか? 試しに横に上げる肘の位置を変えて回ってみましょう シングルでもいいですよ 3つはどんな違いがあったでしょうか 少し前にあるときが一番楽だったのではないでしょうか 「腕を横に上げる」 その”横”というのは 空間的な「横」ではなく 身体にとっての 自然に上がる「横」に上げたいのです 腕を真横(左右の肩の延長線上)に上げてみてください 肩甲骨周りや腕の付け根はどんな感じがするでしょうか 肩の後ろ側は少し窮屈ではありませんか? 前に動かすと どんな変化があるでしょうか 肩の前も後ろも楽になりますよね 腕は真横より少し前にあるのが 身体にとって自然なのです 真横に上げた時は 腕から肩甲骨にかけて緊張しているので そこから前に集めるには不都合ですね でも 少し前にあれば肩周りは楽なので腕は動きやすいし すでに丸みを作っているので 集めやすいのです 腕のあり方は ターンを回りやすくも回りにくくもする とても大事なポイントなのですよ~(^_^)b ところで・・・なぜ真横ではなく少し前の「横」が 身体にとって自然なのでしょうか? その理由は 「肩甲骨が斜めを向いているから」 肩甲骨は肋骨に沿って 背中側にあります 肋骨は 上から見ると横長の楕円形 だから 肩甲骨は真横ではなく斜め前を向いています 腕はその延長線に上げるので 肘が少し前になるのですね 身体の構造と動きのしくみを学ぶことで 踊ることはもっと楽に スムーズになります 実際に自分の身体で動いて 体験してみませんか☆ 「踊る身体のコツ&骨レッスン」は来週開催です! *バランスがグラグラしちゃう *ターンが苦手 *反るときに首や背中が痛くなる *肩が上がったり 緊張しやすい *身体が硬い *プリエでお尻が出ちゃう ・・・そんなお悩みがある方は ぜひご参加ください(^_^) ダンスでない方も 身体の学びは一生ものの財産になります! 11月22&23日(土日・全2日) <22日:軸と腕・上半身/23日:軸と骨盤・下半身> 両日とも13:30~17:30 場所:新宿マイスタジオ 5C(22日)&6B(23日) 受講料:19,800円(1日のみ 10,000円) From AT Dance ~踊る身体のコツを知る!