プレパレーションで腕は本当に「横」にありますか?
ターンをするつもりで プレパレーションになってみましょう
それもダブル以上をクルクルっと回るつもりで
ターンの種類は違っても プレパレーションの時の腕は
だいたい前と横にありますよね
では 横に上げた腕は本当に「横」にあるでしょうか?
1:左右の肩を結ぶ線の 延長線上に肘があった
2:それよりも後ろに肘があった
3:逆に 少し前に肘があった
さて あなたの「横」はどこでしたか?
試しに横に上げる肘の位置を変えて回ってみましょう
シングルでもいいですよ
3つはどんな違いがあったでしょうか
少し前にあるときが一番楽だったのではないでしょうか
「腕を横に上げる」
その”横”というのは 空間的な「横」ではなく
身体にとっての 自然に上がる「横」に上げたいのです
腕を真横(左右の肩の延長線上)に上げてみてください
肩甲骨周りや腕の付け根はどんな感じがするでしょうか
肩の後ろ側は少し窮屈ではありませんか?
前に動かすと どんな変化があるでしょうか
肩の前も後ろも楽になりますよね
腕は真横より少し前にあるのが 身体にとって自然なのです
真横に上げた時は 腕から肩甲骨にかけて緊張しているので
そこから前に集めるには不都合ですね
でも 少し前にあれば肩周りは楽なので腕は動きやすいし
すでに丸みを作っているので 集めやすいのです
腕のあり方は ターンを回りやすくも回りにくくもする
とても大事なポイントなのですよ~(^_^)b
ところで・・・なぜ真横ではなく少し前の「横」が
身体にとって自然なのでしょうか?
その理由は 「肩甲骨が斜めを向いているから」
肩甲骨は肋骨に沿って 背中側にあります
肋骨は 上から見ると横長の楕円形
だから 肩甲骨は真横ではなく斜め前を向いています
腕はその延長線に上げるので 肘が少し前になるのですね
身体の構造と動きのしくみを学ぶことで
踊ることはもっと楽に スムーズになります
実際に自分の身体で動いて 体験してみませんか☆
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ダンスでない方も 身体の学びは一生ものの財産になります!
11月22&23日(土日・全2日)
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両日とも13:30~17:30
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