力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

坐骨が安定していない理由

毎日暑い日が続いてますね~ それに風がなくて蒸し蒸しです 一方で豪雨もひどいですね 被災された方々に平穏な日々が早く戻ることをお祈りします さて 前の記事で坐骨について書きました 「坐骨は前にも後ろにもいつでも傾ける形をしている」 傾ける形をしているから つい股関節を押してしまったり 腰が後ろに落ちて丸くなっちゃったりするのです・・が! なぜ 起きて欲しくないことが起きやすい形なのでしょう じゃあ もし坐骨が平らで骨盤は安定感バツグンだったら? そう 骨盤が台形の箱だったらどうでしょうか 座ったところから 客席に手を伸ばし身体をのり出す そんな振付けがあったとします もし坐骨が平らで骨盤が安定して動かなかったら 前にのり出すためには脊椎が代わりに動くしかありません うーん これは腰に悪そう! それに背中は丸くなりアゴが出て 全然美しくない! そう もし坐骨が平らで骨盤が安定していたら 上体を前後に傾けることはできません 私たちは座ったまま テーブルの向こう側にある料理に 手を伸ばすことはできないし ベッドに横になるときも がっくんと後ろに倒れてしまう イスから立つことすらできないでしょう 坐骨は必要だからあの形なのです 前後に傾くのは「起きて欲しくない動き」ではなく 日々の活動のため 踊るために必要なのです でもやっぱり 腰が落ちたり前に押したりするのは嬉しくない それが起きないようにするには どうしましょう 操り人形を下から積み上げるのは難しいけど 上から吊るせばすぐに立つように 骨盤の方からどうこうするんじゃなくて 一番上にある頭が 脊椎の上で動きながらバランスとっていて 脊椎の流れに沿って 体から離れる方向に浮かんでいったら 身体全体はそれについていくだけでいいんじゃない? 頭がバランスから外れると 下にある脊椎は調整して動き 胴体が反ったり丸くなったりして傾きます 上が安定していれば 下も安定します そこがアレクサンダー・テクニーク(^_^)b レッスンは随時ご予約受け付けております 個人レッスンでじっくり自分と向き合うも良し お友達とグループで受けると発見がシェアできるし 費用も分け合えます(^_^)b こちらへどうぞ → sachicatdance@gmail.com From AT Dane ~踊る身体のコツを知る!