力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

つらくて嫌いだった腹筋運動が楽しくなっちゃったという・・♪

「なんか楽しいです♪

 骨盤がコロンと起きるのを初めて体験しました!」

 

今月は ”腹筋と体幹”を学んだ

<骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ>

 

後半で少し腹筋群のワークをしたのですが

今日のNさんは 昔受けていたダンスレッスンで

やたら腹筋運動や筋トレをさせられて

首も脚も腕も力が入ってつらくて

これはもう無理!ってなったそうなのですね

 

苦手意識いっぱいで試してもらったのですが

体幹のイメージが弾力ある風船になって

頭の方向性が変わったら・・・

仰向けからスーッと起き上がれちゃいました♪

 

これって 起き上がろうとするほど

起き上がれなくなるのですよ!

 

頭について行って脊椎が長くなって

背面 特に腰のあたりが広がることで

肋骨は骨盤に近づいていけます

腹直筋が縮んでお腹が凹むためには

背中から腰にかけてが広がらないといけないのね

それが体幹のしくみだから

 

 

最初は私が少し頭を手でサポートしましたが

その後はご自身でスルッとできちゃって

さらに何度もやりたくなっちゃってる(笑)

さすがに昨年から何度かレッスンを受けているので

コツをつかむのが早いです

 

床にロールダウンしていくのも

頭の方向性を思い続けるだけで

少し上体を後ろに倒した

背もたれのない”エアソファ”状態でも

ちゃんとお腹で支えながら

脚がパタパタ動かせるだけの

股関節の自由がありました

 

 

腹筋はちゃんと使っています

ただ 他の場所は変な力が入っていないから

全体はとても楽なのですね

 

効かせたいところだけしっかり使う

 

これ エクササイズの大事なポイントです(^_^)b

そこにアレクサンダー・テクニークは使いたい!

 

いろんな部分に力が入りながらだと

効かせたい場所を使っていなかったり

力が入りすぎて硬くなってしまったり

どこか身体を痛めてしまったりします

 

効果・効率だけでなく 安全に行うためにも

頭の方向性ってとても大事なのです☆

 

 

ちなみに肋骨と骨盤の安定に欠かせない

お腹=腹腔のエリアはこんなに広い!

 

ここが弾力ある風船のように

肋骨と骨盤

つなぐ脊椎の関係を保つとき

胴体全体は安定した動きができます

 

腹腔の風船が弾力を保つには

囲む筋肉たちの筋力も必要だけど

脊椎が自然なカーブを持った

きれいなアラインメントであること

とても大事ですよ(^_^)b

 

 

来月は 腹腔の風船の弾力に関係する

胴体の上の方=呼吸のお話

 

今月出られなかった人も

呼吸との関係でおさらいするのでぜひどうぞ

身体は全部がつながっていますからね!

 

■骨から学ぶ! ダンスに役立つ身体のしくみ

 <4:呼吸とアゴ・声>

1月14日(木) 11:15〜13:45 スタジオ

1月19日(火) 19:30〜22:00 zoom

1月20日(水) 14:15〜16:45 スタジオ

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!