見ましたか!
陸上の100m男子決勝
9秒台にのせている二人
サニブラウン選手と桐生選手
事実上の一騎打ちと見られていたレース
結果はもうニュースでご存知のとおり
サニブラウン選手が新記録で1位でした
ニュースではいろんな映像が流れます
横からの映像を見た人いますか?
サニブラウン選手は 頭から胴体のラインが
やや前傾になって足につながっています
頭が前に進んで
胴体がついていって
足の蹴りに力がつながりやすいです
桐生選手は 少し胸が前に出てます
肘をしっかり後ろに引いているのかもですが
ちょっとだけ頭が遅れてる感じ
そしてゴールで頭をグイって前に出しますね
少し力んだのかもしれません
自分で走ってみるとよくわかりますが
急ごうとしているときって
なんだか頭が後ろに置いてかれて
ブレーキになってしまうのですよね
それで おでこが前にいくように変えると
楽に進めるようになります
急いで歩くときも同じ
胴体は前に進みたいのに
頭を忘れてしまうと後ろに残って
微妙にブレーキをかけてしまう・・(^^;
以前のサニブラウン選手の映像も出てたのですが
頭は前にあるけど
ちょっとアゴが出ていたかな
首の後ろが縮んで
頭は前にあったとしても
ちょっとブレーキになります
今回は全体が前に向かっていました
思い出しましたが
桐生選手が9秒台にのせたときは
「これなら確かに速いよね!」って
思って映像を見ていたのですよ
この時は頭が今回より前にありました
少しでも速く走ろうとするのか
速く走るために必要なことをするのか
今回の二人の違い
桐生選手の9秒台のときとの違いは
そこんとこだったように思います
マラソンや駅伝を見ていても思うのですが
海外の速い選手は だいたい頭から胴体が
きれいにつながった前傾です
でも日本の選手は上体が立っていて
胸が前にいく感じが多いですね
指導法の違いなんでしょうか?
日本の選手の真面目さというか
「ちゃんとする」気持ちの表れでしょうか?
肘を後ろに引こうとする力が
胸を前に出して
頭を後ろに残してしまうのかも?
ちょっとだけ首の後ろを長くしたい〜
そしたら きっとスピードアップするのにな
もったいないな〜!って
見ていてよく思います
アレクサンダー・テクニーク使ったら
みんなもっと速くなっちゃうと思うんだけど(^^)b
身体の使い方や スポーツの指導法って
どんどん進化しているし 変化しています
人間の身体がもつ可能性がどこまで開かれるのか
今後が楽しみですね!