腕を横に上げていると肩が疲れる
腕をもっと長く見せたい
肘が落ちてしまう
こんにちは、あなたの動きの可能性をひらく
踊る! 身体のコツ＆骨トレーナー さちこです
腕を横に上げておく
横のポジションに置いておく
いろんなダンスで出てきますが
冒頭にあげたような悩みは
共通しているように思います
このあたり 少しひも解いてみましょう
●肩が疲れる
腕を横に広げて動いていると
肩が疲れてパンパン！
これ ありますよね〜(^_^;
「腕」を上げようとしていると
これがおきます
でも上げているのは「腕」でしょ？
と思ったあなた
「腕」ってどこでしょう
二の腕をまず思ったとしたら
肘から先はただのお荷物になっているかもですね
レッスンでときどきやるんですけど
このお掃除モップを床に置いたところから
柄の部分を起こしてみてください
Aを持って起こすのと
Bを持って起こすのと
どちらが楽でしょうか？
もちろんBですよね
横に上げたときに肩が疲れるのは
Aで持ち上げるのと同じこと
肩にある”三角筋（さんかくきん）”が
長い腕を持ち上げようと
必死にがんばっているのです
そりゃあ大変ですよ！！
ここは Bの方
つまり先にある「手」に
上がってきてもらいましょう(^^)b
「上げる」「保つ」を思うと
上げておかなくては！という意識が
肩にがんばらせます
肩で高さをつくろうとします
肩が上がると 首にも力が入り
肩甲骨は内側に寄ります
つまり 腕は短くなります
これも嫌ですよね(^_^;
僧帽筋や菱形筋なども
きっとがんばっています
上から引き上げるのではなく
下から支えるのはどうでしょうか
このときに助けてくれるのが
前鋸筋（ぜんきょきん）です
肋骨から肩甲骨の裏側に向かう筋肉で
肩甲骨を外に離してくれます
それから 腕をあげる時に
肩甲骨を上方回旋してくれます
「腕は脇で支えるのよ」
なんて先生から言われたことありましたが
こういうことかしら〜って
思ったりしてます
前鋸筋が働いてくれると
肩もつらくならないし
腕も長くなりますね(^^)
ただしここで
「じゃあ前鋸筋を意識して・・」
なんて思うと
それはまた違うことが起きちゃうのね(^_^;
筋肉は意識を向けると
すぐに働こうとして
必要以上の力を使ってしまいます
だからこそ「頭」を思い出し
「骨」で動きを考えます(^_^)b
まず 腕は自然におろしたところで
「きらめく〜」を自分にお願いします
私の首はとても楽だな〜
だから 頭はふわふわっと自由で
脊椎の上で少し前に転がって
自分の全体がついていって
全部が長く広くなるんだな〜・・です
自分に質問しましょう
私の左右の肩甲骨は
どのくらい離れているかな・・？
背中の広さを見つけたら
一度肩甲骨のことは忘れて
指先が行きたいところに
動いていってもらいましょう
肩甲骨は背中に浮いているので
肋骨の上をするする〜っと
腕と一緒に動くことができます
この動きはどんな感じがしますか？
いつもと同じでしょうか
違うとしたら どんなふうに違うでしょうか
観察してみてください
身体がわかると動きも変わります
「わかる」というのは
知識や情報として知ることだけでは
自分では使えません
脳の認識と実際の身体の
「ズレをなくすこと」
ここが大事なのです(^_^)b
自分が”思っている身体”と
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