力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

Noism × 鼓童 観てきた

以前から気になっていた鼓童

そして 実は未体験だったNoism

 

両方がコラボする公演なんて

行かなきゃ♪でしょ!

 

ダンスレッスンをお休みして行ってきました

 ↓  ↓

https://noism.jp/noismxkodo/

 

 

 

彩の国も行ったことなかったかも・・

大ホールだけど 思ったよりこじんまりして

二階席でも舞台が近くて観やすかったです

 

作品全体のテーマは「鬼」

 

まずはNoismメンバーによる

『お菊の結婚』

 

ディアギレフの生誕150周年ということで

バレエ・リュス時代の作品『結婚』の

(作曲はストラヴィンスキー

Noism版ですね

 

ニジンスカの『結婚』は

以前DVDの仕事してたとき観てますが

まぁ個性的な作品ですよね

 

日本の遊女 お菊と

彼女を身請けしようという異国の男

 

日本の遊郭の人間たちの人形振りが

不思議な世界観を作ってます

 

パキパキな動きだけど 固めてない

ダンサーの技術が本当に素晴らしい

 

しかし鬼なのは

彼なのか 遊郭の人間か・・

 

 

 

後半は鼓童とのコラボ『鬼』

 

二階の最前席中央だったので

セットの上段に組まれた演奏の様子も

すごく観やすくて最高でした♪

 

太鼓だけでなく 弦や鐘や笛

いろいろな楽器を7人で演奏する

お互いの空気を感じながら

ダンサーとの間合いも感じながら

 

この”場の一体感”が濃密で!

 

指揮者がいるわけじゃないですからね

「どうする? いつ?」

なんて探っていたらできません

 

こういうとき

キラメクとうまくいくんですよね〜!

 

楽な首とふわっと高い頭で

全体がいつでもその場に反応できる状態で

お互いが一緒にその空間にいて

信頼でつながっている

 

BGM 伴奏というよりも

動きや心情や 存在が音になって

その場に表れているって感じかな

 

両方が一体になって空間と作品を作っています

 

井関さん 秀逸ですね〜

他のダンサーさんたちももちろん

普通で考えても相当に身体が使える人たちですが

全体のラインが違いますね

あと 存在の質感が違います

 

どんなジャンルでも感じますけど

そこがトップなんですよね☆

 

最後のパートはちょっと冗長だった気もしますが

とても良いものを見て満足です

 

 

 

しかし・・・

なんか 周りにいた客層がね(^^;

 

並びが おじちゃんおばちゃんたちで

年齢層高いな〜と思ってたんだけど

右隣のおじちゃんは どっちも半分くらい寝落ち

左の老夫婦も おじちゃんはやや興味うす?

鼓童のファンだったのかな)

 

少し先のおじちゃんは 相当目が悪いのか

二階のサイド席 誰も座ってないのに

「けっこう入ってるね」

「あれはイスだけよ」

突っ込まれてる・・

 

『鬼』が始まって まだ無音の中で

舞台前にダンサーが静かに出てきた時も

「前にいるのは何だ?」なんて声出しちゃうし(^^;

 

終わってカーテンコール続いても

「まだ続くんだねぇ」なんて感じで・・

 

周りの人と一緒に感動を分かち合うことができず

それでも精一杯の拍手を送りましたよ!

 

この後は 京都・愛知・山形と

それぞれ1日ずつですが公演があります

 

[京都]2022年7月17日(日) ロームシアター京都〈メインホール〉

[愛知]2022年7月23日(土) 愛知県芸術劇場〈大ホール〉

[山形]2022年7月30日(土) 荘銀タクト鶴岡〈大ホール〉

 

前方より 絶対に二階席とか

少し上の席から見るのがお勧め☆

 

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

https://www.atdance-lesson.com/