昨年から来てくださっている
競技ダンスをやっているペアの方
クラスは「身体のしくみ」なのですが
何か気づくとすぐ二人で踊り出します(笑)
動いて試してみるのは良いことですね(^_-)☆
先日のレッスンのときに
「海外のダンサーたちのホールドは丸い」
そんな話が出ました
二人で大木を抱えているように
腕が大きな円を描いた組み方をしている
そういう意味のようです
海外の上手なダンサーたちが
丸みのあるホールドで
やわらかく優雅に踊っているのに
自分たちが教わる組み方は違うなぁ・・
という素朴な疑問?てやつですね
社交ダンスで男女が組むときは
骨盤のあたりは近いけど
上の方は大きく開くように離れる
やや反った感じの姿勢になりますよね
特に女性は反るだけでなく
やや左側に斜めにもなっているので
首から背中・腰に強い張りや
痛みを感じている人が多いようです
その姿勢を作るために
「まず女性は 上体を左にスライドしてから
腕はしっかり張って
顔は左を向いて・・・」
聞いているだけで大変そうです(^^;
実際 顔を左に向けて保つので首がつらいそうです
その様子を拝見した私からの
これも素朴な疑問
左への横スライドって必要?
だって 頭・肋骨・骨盤という
胴体の大きな3つのパーツは
脊椎で全体がつながっていますよね
肋骨と骨盤を分断するように
グイッと横スライドするのは
このダンスにとって役立つんだろうか?
そう思ったわけです
だって つらそうなんですもん(>_<)
胴体全体が緊張して見えます
そこで 頭から順番に
脊椎のつながりを活かしながら
なりたい形(姿勢)まで動いていくことを
手を添えて提案してみました
このとき 特に説明はしなかったのですが
スパイラルの流れを使いましたよ
最終形では 顔は左を向きますが
女性は右腕を伸ばしているので
胸は右側を向いています
なので まず頭から肋骨までのつながりが
上から順番に右側にスパイラルしていきます
その流れで背中が後ろにいくと
左足の方にのります
そこからさらに頭が動いて左を向きます
頭のてっぺんから右のつま先に向かって
きれいな斜めのラインを描きつつ
背中はきれいな曲線を描きます
ボディの中心を通っている脊椎が
ややアーチになりながら 頭は胴体から離れつつ
頭のてっぺんは カーブの流れの端なので
前に向かっていることを思い出します
「首が楽〜♪」
今までとは組むときの手順だけでなく
組んだ感じもちょっと違うけど
そこから踊り始めると
首から背面が楽なままで踊れたようです(^^)
身体にある自然の流れを尊重して
スパイラルを上手に使ってあげると
つらいと思っていた姿勢や動きも
実は楽にできるんだとわかります
痛かったり苦しかったりするのは
身体のデザインに合わない使い方で
無理をしていただけなんですよね
すべての動きや姿勢は
カーブとスパイラルでできています
だって 関節は曲面だから
身体にあるスパイラルのつながりって
いったいどうなっているんだろう?
まずそれを知ることから始めましょう
ダブルスパイラル・ムーヴメント(DSM)
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2月1日(土)13:30〜17:30
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■ダブルスパイラル・ムーヴメント(DSM)体験WS
2月1日(土)13:30〜17:30
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