力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

引き上げたくなったら それをやめてみる

今日配信したメルマガに

「引き上げるって何をどうする?」

 

そんなことを書いたのですけどね

私は最近 「引き上げるのをやめる」

実験しています

 

 

こんにちは

あなたの動きの可能性をひらく

踊るアレクサンダー・テクニーク教師

ダンス・キラメキストのさちこです

 

「引き上げるのをやめる」

 

なんでそんなことを始めたかというと・・

イスに座って作業しているときに

どうにも坐骨が浮いてくるのですよ

 

下腹あたりに力が入って

骨盤を持ち上げようとしているかのような

 

本来なら体幹の支えを作る大腰筋が

必要以上に縮んで腰椎を引っ張っているような

胴体を下の方から絞り上げてると言うかね

 

要らぬ”引き上げ”をやらかしてます

 

 

坐骨が浮くと 脚の付け根は縮みすぎて

骨盤がやや前傾して腰を前に押す感じ

頭は坐骨の上にあるようで

坐骨が浮いてくる分 後ろに引っ張られます

(背面の筋肉使いすぎる)

 

そもそもこういう座り方で仕事してたから

大腿骨頭壊死にもなったと思うのにね

(股関節周りの血流が悪くなる)

 

 

アレクサンダー・テクニークを学び始めて1年くらいの頃

仲間のバレエの先生をやってるNさんから

「お腹を締めておきたいでしょ」

そう言われたことを思い出します

 

バレエの先生である彼女が

この「締める」が余分ながんばりと言うのです

当時はそれほど締めてるつもりなかったけど

今さらながら長年の習慣になっているなぁと

あらためて感じます

 

 

体幹に強さとしなやかさを作るには

胴体は長くなっていた方がいいのです

 

だから 楽な首で頭は高いことと同時に

坐骨はイスなら座面の方に

立っているなら床の(かかとの)方に

頭と反対方向に離れているのがいいのです

 

 

だけど 下腹の方に力を使うと

逆に持ち上がってしまうのですよね

 

で・・・やめました

引き上げるとか締めるのを

 

やっていることに気づいたら

上げるのをやめます

坐骨がイスの方におりていくことで

背面が広く長くなるように

 

そうすると かかとも床に安定して

坐骨とかかとの4点で支えられます

頭は坐骨の上に楽にのります

 

「私はここに居る」感覚ができます💖

 

これってすごく大事なの

パフォーマンスする人は特にね

自分が居なかったら 何も伝わらないもの

 

 

下があるから 上も生まれます

 

ルルヴェバランスのときも

お尻や股関節周りに意識があったことに気づいて

それをやめて 一番下の足と頭

両端だけ思ったら 一気に安定感が増しました

 

まだすぐに坐骨が浮きたくなるのだけど

気づいたら 引き上げるのをやめる

坐骨をイスに戻します

その方が 腰も股関節も首も楽♪

 

なので しばらくそんな観察を続けます(^^)

 

 

ダンスで身につけたいろいろな習慣や

”こうあるべき”という価値観

思い込みやイメージでやっていることが

本来の身体のしくみやシステムと

合わなくなっていたり

がんばってやり過ぎていたり

 

それで思った動きができなくなっていること

実はたくさんあります

 

いつもと違う道を通ると新鮮な発見があるように

同じことをちょっと違うプランでやってみたら

「そうか!」っていう閃きが生まれます

 

アレクサンダー・テクニークって

そういうレッスンでもあります

 

あなたの悩みも ちょっと視点を変えてみたら

意外と簡単に解決するのかもしれません(^^)b

 

 

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