力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

教えるとき勘違いしやすいこと

「こうしたらもっと良くなるのにな」

 

そう思ってアドバイスしても

戸惑った顔をしていたり

余計に変な動きになっちゃったり・・

 

教えるって難しいですよね

 

 

たとえば・・

つま先立ち(ルルヴェ)になると

グラグラしてバランスが取れない生徒さんに

 

「もっと力を抜いて」

「ちゃんと軸を感じて」

「お腹が抜けてるよ」

「しっかり床を押して立って」

「足指は広げておいて」

 

これを言ってもたぶん変わらないですよね

 

どれも大事なことですが

これらをやったから立てたわけじゃなく

ルルヴェで安定して立っているときは

そうなっているのです

 

それをグラグラしている人に言っても

身体の方が混乱するし

ルルヴェになるときにやろうとすれば

ムダに力んでしまいやすいです

 

 

先生が見て伝えてあげたいのは

 

ルルヴェになる前の状態は 楽ですぐ動けるか

ルルヴェになるために どこがどう動くか

 

状態とプロセスですよね

それがあってゴールに辿り着きます

 

 

私がよくレッスンでお伝えするのは

まず自然なバランスで立っていること

楽な首とふわっと高い頭

(立ってるときにがんばってたら・・ね)

 

あとは足首を伸ばすだけ

(曲がってるのはそこだけでしょ)

 

同じ動きをするけれど

「かかとを上げる」のと

「足首を伸ばす」のでは

微妙にやる動きや使う力が違います

このチョイスが教えるときに大事!

 

 

やりたいことがうまくいかないときは

何か余計なことをやって邪魔していたり

やりにくい方法でやろうとしています

 

それを無理に動くから筋肉に余計な力が入って

思った動きができないだけなのです

 

そこにもっと何かをやらせる

がんばらせる教え方は役に立ちません

 

 

生徒さんがどこで動きにブレーキをかけているのか

身体に合わない使い方をしているのか

 

生徒さん全体を観察して

余計なことをやめるプランを提案するのが

AT Dance Proの教え方

 

どんな動きでもこの基本で教えていくと

生徒さんの身体から力みが減って

もっとのびのび踊れるようになりますよ☆

 

 

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