力が抜ける!思うように身体が動く! <踊る身体の骨&コツ>

AT Dance さちこのアレクサンダー・テクニーク&マッピングレッスン

動かないと身体は学べない

「50M走で骨折、片足で立てず…子どもの体に何が?」

 

今日のネットニュースで見つけた記事

(内容はタイトルから記事にリンク)

 

子供たちの身体がこんなことになってるとは

ちょっと衝撃です

 

レッスンの時に生徒さんから

「3歳の子供がハイハイができない」

「小学生でも肩こりや腰痛」

「転ぶときに手が出ない」

なんてことは聞いていたけど・・

 

雑巾掛けしていて腕を骨折!?

走っていて股関節を剥離骨折して転んだ!?

 

どうしたらそうなるのか

もうオバちゃんには理解しがたい状況です(^^;

 

老人でさえ かかと落としで刺激すると

骨はまだ強くなるっていいますよね

骨が成長するには多少の負荷が必要ですが

今の子は運動しないどころかずっと座っています

食べ物も変わっていますしねぇ

 

事例は極端な例だとは思うけど

想像を超えてますよね

 

 

体力は横ばいだけど

運動能力は低下しているとのこと

 

運動能力というのは

全体のコーディネーション力のこと

私が最近「ダンス力」って言っているのも

つまりはこれのことです

 

バランス感覚や 

思うように身体を動かす能力

全体を協調して使う能力などのこと

 

この原点は 赤ちゃんから幼児期にあります

 

たくさんハイハイして 背筋を強くして

股関節周りや腕の力も強くして 

 

かまり立ちしながら

よちよち歩きながら

立ってバランスすることを覚え

抗重力筋の発達を促し

 

遊びの中でいろんな動きをしながら

全体のコーディネーションを学んでいきます

 

動いて体験する中で

その刺激情報が脳に送られて学習します

 

 

今は幼児どころか 0歳児教育も盛んだけど

脳の発達する3歳までにっていうのは

身体能力も同じことです

 

文字や数字だけでなく

動くことで脳はさらに発達します

そもそも 人間の脳の発達は

手を使うことによるのですからね

 

 

身体のことは 動くことでしか学べません

脳が学習して神経回路がつながることが大事

それが一番の基礎です

 

どんなに筋肉が発達していようが

柔軟性があろうが

身体と脳の連携が悪かったら

思うようには動けないのです

五体満足で何も不自由ない身体でも

使い方が悪かったら 上手く動かないのです

 

この子たちはどんな大人になるんでしょうねぇ・・

めっちゃ心配です

 

 

大人ダンサーのみなさんは

自分の身体に合った良い使い方を

どうぞ見つけにいらしてください

 ↓ ↓

■身体を活かす使い方 アレクサンダー・テクニーク

 

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!